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森の工房通信 No.23 2003年秋号 2003年11月5日発行 文責 橋本和吉
NO.23
2003年秋号
2003年11月5日
発行

文責 橋本和吉

寒い夏は悲しい
 毎日毎日雨か霧。涼しいどころか肌寒い。いつまでたっても真夏の日差しはやって来ない。
 「冷夏」・・・5年に一度は涼しい夏があり、10年に一度は寒い夏がある東北地方に住むものにとってはけして珍しいことではないのだけれど寒い夏はやはり悲しい。
 もちろん観光業に携わるものにとっては直接お客さんの入り込みに影響するのだからそれだけでも生活に直接影響することではあるのだけれど、農家出身のものとしては米が稔らない悲しみはとても人事とは思えない。一年かけて育ててきたものが無になってしまう虚しさは農家以外の人には理解しがたい感情だと思う。それにしても米泥棒があとをたたない。日本はどうなってしまったんだろう?
 今年も結局畑は作れなかったから大した被害はなかったけれど、種から手塩にかけて育てたキバナコスモスが成長する事なく惨めな姿となって枯れ果て、それでも何とか育ったブルーサルビアは台風に倒されてしまい、今年こそはと思った花作りがまた失敗に終わってしまったのでした。冷房の電気代が節約できて、草刈が1回少なくて済んだというのは良かったけれどやはり夏は暑くなければ・・・。
 夏が寒かったので紅葉はいまいちかなと思っていたのですが、予想に反してかなりきれいなようでした。どうも夏の気温や天候は紅葉の具合にはあまり関係しないらしいです。

スグリ酒ができた
 去年初めて実のついたカリン、プルーンは天候不順の影響か今年は実らなかった。代わりにグミが小ぶりながら初めて実をつけました。果実酒にでもしようかと思ったが全部取ってみても500グラムにも満たないのであきらめました。子供の頃は争って食べたものなのですが生食はそれほどおいしいというほどではありません。
 元気のよいフサスグリは大量に取れました。ジャムにしても食べてもらえないので今年は果実酒にすることにしました。
 氷砂糖と焼酎を入れて一月ほど置くと色鮮やかなスグリ酒が3リットル?ほど出来上がり、甘酸っぱくて味はなかなかのものなのですが最近すっかりアルコールに弱くなってしまった私はたまになめる程度。広子さんはおなかの育成のためにもっぱらビールなので何となくもったいない感じなのです。でもきれいな赤色の液体をながめているとそれだけでも心地よい気分になるのでいいということにしましょう。
安達太良紅葉
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